これは私が大学受験生の時ではなく、大学院生の時に非常に効果を感じた英語の勉強方法ですが、
「英文を声に出して読むこと」
これは、英文を速読するためにぜひお勧めしたい方法です。
といっても、小声で読むだけで十分ですし、さらに慣れたらささやくよりも小さい声、口まね程度でも十分です。
さらに慣れたら心の中で読むだけでも(ちゃんと一語一語読んでくださいね)結構です。
だまされたと思ってやってみてください。
英語の音読、速読にとても効果がありますよ~
どうして音読が英文読解に効果的なのか、その理由は次のとおりです。
実は私、大学受験生の時は返り読みしかできませんでした。
だから英語の長文を読むのにとても時間がかかりました。
試験時間の短いセンター試験のほうが、二次試験よりもむしろ苦手だったくらいです。
ところが、大学院生になって、たくさんの英語論文を読む必要に迫られました。
1編の論文が10ページとか、そのくらいです。
そんな状態でいちいち返り読みで英語を読んでいては時間がかかりすぎてしまいます。
そこで、返り読みでなく、頭から理解するという英語本来の方法に読み方を切り替える必要があったのです。
そこで有効たっだのが英語の音読。
もちろん最初は苦労しましたが、やっているうちに分かってきました。
受験英語といえども、もともとは人と人とが話すための言葉。
目で読むだけでは分からない「文章のリズム」が自然と分かってしまうのです。
「文章のリズム」が分かるとどうなるか?
主語がどこまでか、目的語がどれか、that節はどこまでかかっているか、などの文章の構造が、いちいち返り読みしなくてもわかるようになったのです
音読することによって、英単語を覚えるのも読むだけのときよりも易しくなったと思います。
英文を音読するためには読み方を知っていなくてはなりません。
ただ単に目の視覚だけで英単語を覚えるよりも、耳の聴覚を同時使って覚えるほうが、脳への刺激がより大きくて効果的なのだろうと思います。
小さな赤ちゃんがどいやって言葉を覚えるのでしょうか?
それは、お母さんの口から出た言葉を耳で聞いて、それを真似して覚えるのですね。
本を読んで文字から覚えるのではありません。
言葉は耳で覚える、それが自然な方法なのです。
大きくなってからの英語の勉強だって、それと同じはずです。
私たちは英語については赤ちゃんと同じなのですから、自然な方法で英単語を覚えましょうね。